存在と気配

2025年 12月 1日

台所以外の1階の部屋をまったく使用していない。

だから、掃除は1週間に1度だけ。 暖房もしない。

食事は、全部、1階のキッチンから、朝昼晩と2階の自室に運んでいる。


理由、明るくて、暖かいから。

1階は、10月下旬から、3月まで、ほとんど日の光が入らない。 

暗くて寒い。

生前の父は、1年を通して、階下で過ごすのを嫌った。 いつも2階の父の部屋。


先日、ひ孫ちゃんが来た時、「なんで、暗いの?」

私が自分のトイレに入るために、2階に上がると、後からついてきて、ちゃっかり、私の部屋で寝転がっていて、

「あたしは、ここで遊ぶから。」


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「3分で良いので、母の面会を認めてもらえませんか?」

にべもなかった。 インフルエンザ等感染症が流行っていますから、駄目です。

母の様態が悪化でもしない限りは、面会できないと思う。

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そんな暗い部屋のベッドに寝ていた母。

「ここで、こうして横になっているのが、一番の幸せなんだよ」と言っていた。


母の気配すらなくなった1階の静寂。


存在していることから生ずる気配というのがある。

あ~あ、母がトイレに入ったな、などと夜中の小さな物音に、思ったこともあった。



とても寂しくて悲しい。

辛くて仕方がない。



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