事件はいつも日曜日に起きる

２０２４年　２月　２５日

自室のドアの調子が悪いと気が付いたのは１月　２５日だった。

その日、デスクトップパソコンの引っ越しをしたので覚えている。

ドアノブが時折、固くてよく動かないが、そのままにしておいた。


今日は午前１０時から、新旧自治会役員会で引き継ぎ業務があった。

出かけようとして、ドアが開かない。　どうやっても開かない。

スリッパのままベランダに出て、隣の部屋のガラス窓が開くかどうか確認したが、鍵がかかっていた。

その隣の部屋も同様だった。

トイレに行きたい、どうしよう。

完全に閉じ込められた・・・



冷静になり、まず、自室から携帯で自治会長さんへ電話をして、緊急な用事で参加できないことを連絡した。

次に、ご近所さんに電話をして、説明を省いて、緊急なので外に出てほしいとお願いした。

何事かと外に出てこられたご近所さんに、私はベランダから鍵を投げた。

玄関の鍵を開けて、２階に上り、真ん中の和室のガラス窓の鍵を開けてほしい。


ようやく、ベランダから隣の和室に入り、ご近所さんに説明した。

ドアはまったく、びくともしなかった。

それから、出入りの工務店さんに電話をした次第。


一時間以上の作業の末、ようやく、ドアが開けられたが、ドアノブの所には穴が開いた状態になっている。

新しいドアノブを付けるまでは、この状態のまま。

今日の庭の水仙


工務店さんが帰った後、放心状態になり、なぜか、とてもとても悲しくなって泣いた。

友人に電話をして、こんな大きなボロ屋に住んで、これから私どうなるんだろう、と泣きじゃくった。

「大丈夫、あなたの家（土地）なら高く売れる、心配するな！

　警察だっていいんだよ、いざとなったら、電話すれば、なんとかしてくれるよ！

　それよりね、月曜日からまた放射線でしょ、しっかりしな！」


彼女の言葉を聞いて、電話口で泣きながら笑った。





すごい騒音だったのに、母は眠っていて、まったく事件を知らなかった。

ただ、一言。　古い家だから、あちこち具合が悪くなるんだよ。

母は、朝食をほとんど食べなかったせいか、お昼には磯辺焼き１個とバナナ半分、キーウイ半分を食べてくれた。


ふっと、そういえば、母が大出血？して救急車を呼んだのは２月４日の日曜日で、

あの日も自治会があったのだ、変な偶然だな、とも思うが、

不調のドアノブをそのままにした私が悪いのだ。



あ～あ、それにしても疲れた。



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Comments

[M子]

どんなにか心細かったことでしょう、、、ただ、
お家の鍵がお手元にあったこと、
電話できるお隣の方がいらしたこと、
何より、電話で泣けるお友達がいらっしゃること。
なんと浮草さんは運を持っている事でしょう。
私は、そのどれも持ってません(今日はなんだか翻訳調＾＾)

[zuttobocchi]

M子さま、こんにちは。
昨日は横浜は冷たい雨が降ってとても寒かった。
今朝起きて、なんで昨日はあんなに滅入ったのだろう、と思いました。天候に左右されたのかしら。

いつも素敵なコメントを書いてくださるM子さんには、感謝しかありません。　ありがとう。

M子さんにも、必ず、助けてくださる方いらっしゃいますよ。
優しい方ですもの。