寒波余波 温水器凍結

2023年 1月 26日 お湯が出ないだけで、こんなに動揺するなんて、私は結構駄目な人間だと思った。

糠床に手を入れると、手が切れるような冷たさで、すぐにお湯で手を洗おうと思った。

でも、蛇口から流れるのは水で、お湯は出ない。 なんだか嫌な予感がした。

それでも、母と朝食を済ませ、ストーブの上のやかんのお湯で食器の下洗いを済ませてお風呂場へ。

こちらは、もう、まったくなしのつぶて。 

お湯も出なけりゃ水もでない。


すぐに温水器の保証書やらをファイルから出して、お客様コールセンターへ電話。

つながるのにたっぷり15分以上。

受付の方は丁寧な応対で、多分温水器の凍結でしょうと言われたが、すぐに技術スタッフから折り返し電話する旨。


今日は第4木曜日で風呂掃除の日だったが、家を出る10時45分時点で風呂場の水は全く出なかった。

止む負えず、短く散歩に出た。

なぜか、この景色が好きIMG_0860.JPG

電話をしてから2時間以上になるのに、コールバックされない。

なんとなくイライラした。 

このまま連絡なければ、午後からプールに行かれないじゃん!


散歩コースの寺のお墓口から入ったら、「信ずる」と大きく書かれた台座の上にお地蔵様。

そりゃあ、あんた、話盛りすぎって言われそうだが、本当の事なんだから仕方が無い。

その「信ずる」と言う文字が、なぜか天啓のように心に訴えた。

そうだ、受付の人は丁寧で的確だった。  

私は自分勝手で利己的だ、必ず電話は来るのだ。 今日みたいな日は電話応対だって大変なんだ。

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公園の中に入って満開のロウバイを眺めた。

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ポケットの中の携帯が鳴ったのは午前11時15分。

技術スタッフの方からだった。 

凍結で恐らく間違いないこと。 とけるまでは何も出来ないこと。

多分、もう少しで、お湯が出るようになり、入浴も出来ます、とのことだった。

最後に、これから20軒ほど訪問修理に回りますが、万一、復旧できなければ、再度連絡をください。

私は恐縮して、歩きながら何度もお辞儀をした。

帰宅してキッチンに立てば、はたして、ちゃんとお湯は出た。 

風呂場でも同様で安堵する。

へぼ大根9号 その他ヘボへぼIMG_0861.JPG

午後から、裏庭で大根9号とその他3本あまりを収穫して、ゆったりとした気分で大根を炊いた。


母がポツリと、「昔はお湯なんか出なかったんだよ」と呟いた。




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