カマキリと菊と母

2022年 11月 10日 いつもだったら朝食後にすぐに再びベッドに入る母が珍しくケアマネが帰るまで起きていた。

母はケアマネに対しては、うわべは非常に友好的だが、帰ればすぐに、

お茶なんて出さなくていいんだよ、と言う。

おっ、平常に戻りつつあるかもしれないと一瞬思った。

現在のケアマネは今までで一番良いと思われる方で、出来れば、この方と一緒に最後まで母を見ていきたい。

小一時間ほどしゃべり、彼女の用意した資料を頂く。

頑なに通所を嫌がった方でも、なんなくデイサービスを受ける人もいるそうで、粘ってみましょうと言われたが、はてどうなるか?

ひとしきり話をしたおかげで気分が晴れた。

庭 ガザニアIMG_0387.JPG

昨日、横浜駅改札でベビーカーに轢かれたスニーカーを磨いていたら、何か目の端で動く。

15センチぐらいあるカマキリIMG_0380.JPG

珍しい大型のカマキリで、ちょっとドキッとする。

ほんの2~3日前、テレビでカマキリの雌が小鳥を襲うのを見た。

驚きの見たこともないシーンで目が離せなかった。

がっちりと両のカマで小鳥の頭をつかんで急所の首に噛みついて、鳥がどんなに激しく羽ばたいても離さない。

鳥がぐったりすると、モリモリと首から食らいつく。 産む性ってすごい!


女の敵は女だと言われそうだが、ベビーカーのマナーの悪い人って少なからずいらっしゃる。

急いでいらしたのかもしれないが、他人の足を轢いても知らん顔っていうのは、どうなんだろう。

人口減少が国家的問題になりつつある中、子育てするんだから、すべてそれが免罪符ってか?

南庭の菊IMG_0381.JPG

東庭の菊IMG_0386.JPG

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庭の南側には黄色の菊を植えていた。 東側にピンクの菊。

我が家の庭はキクスイカミキリの天国で、毎年春にかなりの被害を被る。

今年ついに、南側の黄色の菊が全滅したと思われた。

初夏、遅い菊のシュートが芽吹いてきて、生きていたのかと思っていたら、それはピンクの菊で、それに混じって黄色の菊のシュートが育ったらしい。

キク科の植物は飛び地を作る。

黄色の菊がSOSを発したとしか思えない。


以前、マーガレットが絶滅したら、とんでもない日当たりの悪い離れた場所のツツジの裏側でひっそりと咲いたことがある。

菊は原則、挿し木で増やすのだが、種?を飛ばしたとしか思えない。

ググってみたが、わからなかった。

人間は生物界で一番偉そうにふるまってはいるが、昆虫や植物もなかなかたいしたものだと思う。


夕方短かくプールで泳いだ。 



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